DigiPress のキャッシュ機能を利用すると、1度表示されたキャッシュ対象のコンテンツ(記事一覧、記事メタ情報、サムネイルタグ、構造化データなど)はデータベースに保持され、次回以降にアクセスされる際は本来の処理をスルーしてデータベースから直接キャッシュを表示します。
キャッシュ系プラグインのように、ページ全体を静的なHTMLデータとしてキャッシュするのではなく、ループ処理などの負荷のかかる抽出・整形用のプログラムによる出力のみを部分的にキャッシュするため、負荷が少ない、または動的に処理されるべきプログラムはそのまま実行し、必要な部分のみをデータベースからキャッシュ(HTML)を取得し直接表示するため、例えばアクセス数やシェア数のカウントを実行しながらキャッシュを表示することができます。
キャッシュ機能は、WordPress のTransient API を利用しています。
キャッシュ機能未対応テーマ
以下のテーマについてはキャッシュ機能には対応していませんので、予めご注意ください。
※BE : Business Edition
キャッシュ対象コンテンツ
データベースキャッシュ機能によるキャッシュ対象は以下のとおりです (2019年9月現在)。
※ : テーマによっては搭載されていません。
キャッシュ機能を利用する
fresco以降(カスタマイザー対応)のテーマの場合
【外観】→【カスタマイズ】からカスタマイザーを表示し、【サイト一般設定】→【高速化設定】→「キャッシュ機能」にて “キャッシュを利用する” にチェックします。
“キャッシュを利用する” にチェックをすると、直下に以下のオプションが表示され、パーツごとでキャッシュを無効にすることができます。
Luminous以前のテーマの場合
DigiPressの【詳細設定】→【高速化設定】→「キャッシュ設定」にて “キャッシュを利用する” にチェックします。
配下のオプションにて、パーツごとでのキャッシュの無効化を指定できます。
キャッシュ対象ウィジェットのキャッシュ無効化方法
先述の「キャッシュ対象コンテンツ」のうち、対象となるウィジェットについては、テーマオプションではなく各ウィジェットの設定パネルにて個別にキャッシュを無効化できます。
例えば、ページビュー数に応じた記事のランキング(日次、週次、月次、合計)を表示したり、常に増加するページビュー数を表示したいウィジェットなどでは、キャッシュを無効にしておきます。
キャッシュの削除について
キャッシュを手動で削除するには、fresco以降(カスタマイザー対応)のテーマでは、DigiPressメニューの【設定】→「キャッシュの削除」から削除します。
Luminous以前のテーマでは、先述の【高速化設定】メニュー内にある「キャッシュをすべて削除」ボタンにて削除できます。
キャッシュが削除されるタイミング
キャッシュ対象のコンテンツは、それぞれ適切なタイミングで自動的に削除され、再び対象コンテンツが表示された際に新しいキャッシュを取得します。
テーマのアップデート時には、すべてのキャッシュが削除されます。
ヘッダー画像/スライダーのキャッシュ削除タイミング
アーカイブページ記事一覧のキャッシュ削除タイミング
※ カッコ( )内は削除対象のキャッシュ
記事一覧用のメタ情報のキャッシュ削除タイミング
※ カッコ( )内は削除対象のキャッシュ
シングルページのメタ情報のキャッシュ削除タイミング
※ カッコ( )内は削除対象のキャッシュ
投稿ページの関連記事のキャッシュ削除タイミング
※ カッコ( )内は削除対象のキャッシュ
投稿サムネイル用 img タグのキャッシュ削除タイミング
※ カッコ( )内は削除対象のキャッシュ
画像ファイルから算出されたサイズ情報のキャッシュ削除タイミング
※ カッコ( )内は削除対象のキャッシュ
構造化データ(JSON-LD)のキャッシュ削除タイミング
※ カッコ( )内は削除対象のキャッシュ
キャッシュ対象ウィジェットのキャッシュ削除タイミング
※ カッコ( )内は削除対象のキャッシュ