現在提供中のDigiPressの全テーマにて、「バックアップ/リストア」機能を追加しました!
その他、主力テーマではサイト上のフォントに関するデザインを柔軟にカスタマイズできる「タイポグラフィ」機能も搭載されました。
既存ユーザー様は WordPress更新画面から最新版の内容確認と自動アップデート、またはマイアカウントページの購入履歴から最新版をダウンロードしてアップロードすることでこれらの機能がサポートされます。
DigiPressオプションのバックアップ/リストア機能
この「バックアップ/リストア」機能は、DigiPress専用の「詳細設定」と「ビジュアル設定」でユーザーがカスタマイズしたオプション内容を一括で json形式のファイルにエクスポートし、さらに必要なときにインポートすることでバックアップした時点の状態にいつでも復元できる機能です。
詳細はオンラインマニュアルにてご覧ください。
タイポグラフィ設定機能
今回のアップデートにより、Google, Adobeによって共同で開発されたOFL(Open Font License)の下で提供されているオープンソースのフリーフォント「Noto Sans CJK JP」のテーマ内での使用をユーザーが選択できるようになりました。
Attractive, Mature以外のテーマが対象です。
DigiPressの随時追加可能なアイコンフォント同様、テーマに組み込む形でWebフォント化して利用することができます。
無料でしかも日本語で実用的かつ柔軟なOFLのフォントは、現時点ではこの「Noto Sans CJK JP」以外ないと思われますが、フリーであるにも関わらず日本語を表現するのに圧倒的で膨大なフォントデータを含むため、最大のボトルネックが115MB以上もあるそのフォントファイルサイズ。
今回のアップデートでは、「Noto Sans」を組み込むにあたりサブセット化と呼ばれる手法にて、フォントに含める漢字は「第一水準漢字」という実用レベルに限定したものに絞ってオリジナルのフォントデータから抽出し、500〜700KB程度まで軽量化したものをテーマに組み込んでいます。
Noto Sans CJK JP の反映
Noto Sansフォントを反映させるには、WordPressのDigiPressメニューの「ビジュアル設定」→「基本テキスト設定」→「基本フォント設定」オプションにある “タイポグラフィ設定” からその対象範囲を選択することで実現できます。
フォントの太さも、「Noto Sans CJK JP」にて提供されているすべてのバリエーション(7種類 : Thin, Light, Demi Light, Regular, Medium, Bold, Black)から選べます。
「Noto Sans CJK JP」のフォントだけを読み込んだ場合、以下のセレクタ(class)をHTMLタグに指定することで、任意の要素に対してのみフォントを変更すると同時にフォントの太さを個別に変更できます。
Noto Sans CJK JPのセレクタ(class)
指定例
<h2 class="ff-noto1">Noto SansでH2タグを表示。太さは最も細いThin。</h2>
表示例
標準カテゴリーウィジェットの拡張
DigiPressテーマを利用している場合は、WordPressの標準カテゴリーウィジェットにてカテゴリーを表示する際の並びの基準とソート方法、さらに表示させない除外カテゴリーを指定できるよう、拡張しました。
標準タグクラウドウィジェットの拡張
WordPressの標準タグクラウドウィジェットにてタグ一覧を表示する際の並びの基準とソート方法、さらに表示件数を指定できるよう、拡張しました。
「New」アイコンフォントの追加(4種類)
DigiPressでは、Font Awsomeのような既成のフォントをただ組み込んでいるテーマではなく、様々なアイコンフォントは利便性、実用性、そしてデザインを考慮してすべて個別に「必要なものだけ」に選別して独自のフォントファイルとして組み込んでいます。
このため、ユーザー様からご要望に応じてアイコンの追加が可能な拡張性の高いWordPressテーマとなっていますが、今回のアップデートでは既存ユーザー様からのご要望により、以下のアイコンを追加致しました。
各テーマのアップデート履歴は、WordPress更新ページ、または以下の一般公開ページでもご覧頂けます。