本日、WordPress テーマシリーズ「DigiPress」の新たなテーマとなる「Genique」をリリース致しました。
本テーマでは、マガジン形式というアーカイブページでの記事一覧スタイルのデザイン(投稿サムネイル上に表示されるテキストや図形の位置やカラーなどの装飾)を自由にカスタマイズすることができ、同じテーマでも全て印象が異なるデザインに仕上げられます。
さらに記事単位でもマガジン形式で表示される際のデザインを変更できるため、Web マガジンサイトとの相性が高いのが特徴です。
その他、WordPress の標準メニューだけで自動でメガメニュー化する「スマートメガメニュー」機能、シリーズで最も種類が豊富なトップページヘッダースライダーなど、新しい機能が多数取り入れられています。
詳しくはセールスページをご覧ください。
WordPress 6.0 より FSE(フルサイト編集)という機能が搭載され、サイトを丸ごとブロックベースでユーザー自らが自由に作成できるようになりました(※現在はまだベータ版)。
これまでの WordPress テーマは「クラシックテーマ」という呼称となり、FSE に対応するテーマは「ブロックテーマ」と呼ばれるようになっています。
本テーマは、現時点ではクラシックテーマとしてリリースは一旦最後となり、今後は FSE ベースのブロックテーマを開発する予定ですが、従来のテーマとは構造や仕様が異なる全く新しいブロックベースのテーマとなるため、テーマ自体(テンプレート部分のみ)は、単なるサイトの「器」としてごくシンプルな構造となるかもしれません。
ブロックテーマはほぼサイトの全てをユーザー自らがゼロ、または公開されているあらゆるテンプレート(レイアウトやパーツのパターン)を組み合わせながら作成するため、自由度が高い反面、逆にデザインの整合性が崩壊したり、ハリボテ感が否めないデザインになってしまう可能性もあります。
また、スマートフォンでの見た目(レスポンシブデザイン)にも十分配慮しなければならず、テーマ(器)よりもデザイン(盛り付け)の部分で、いかにユーザーが戸惑わず快適でデザイン性の高い制作が行える環境が整えられるかが重要になってくると予想されます。
このことを念頭において、今後はブロックテーマの開発をすすめてまいります。