![[共通オプション] ブロックプリセット機能](https://digipress.info/_wp/wp-content/uploads/2025/08/block-presets.png)
ここで紹介する機能を利用するには、DigiPress 専用プラグイン「DigiPress Ex – Blocks」が必要です。
「DigiPress Ex – Blocks」プラグインを利用することで、WordPress のブロックエディターの対象となるコアブロックおよびカスタムブロックの共通オプションとして「ブロックプリセット」機能が追加されます。
この機能では、現在のブロックの設定内容をプリセットとして保存し、同じ種類の別のブロックに瞬時に反映させることができます。
また、保存したプリセットの更新、削除、エクスポート、インポートにも対応しています。
その他のエディター機能については以下をご覧ください。
動画準備中
主な機能
- プリセット保存: 現在のブロック設定をプリセットとして保存
- プリセット適用: 保存したプリセットを他のブロックに適用
- プリセット管理: 更新・削除・エクスポート・インポート
- 最近使用: 最近使用したプリセットのクイックアクセス
使用方法
1. プリセットの保存
プリセット保存したいブロックを選択した状態で右側のサイドバーにある「ブロックプリセット」パネルを開き、任意のわかりやすいプリセット名を入力して「プリセットとして保存」ボタンをクリックします。

保存が完了するとパネル内に成功メッセージが表示されます。

2. プリセットの適用
プリセットを適用したいブロックをクリックして選択し、「ブロックプリセット」パネルを開き、「プリセットを選択」ドロップダウンから適用したいプリセットを選択します。
「プリセットを適用」ボタンをクリックしてプリセットの状態をブロックに反映します。
3. プリセットの更新
サイドバーの「ブロックプリセット」パネルを開き、更新したいプリセットを選択し、「プリセットを更新」ボタンをクリックすると、現在の設定状態で既存のプリセットを更新(上書き)します。

4. プリセットの削除
サイドバーの「ブロックプリセット」パネルを開き、更新したいプリセットを選択し、「プリセットを削除」ボタンをクリックすると、プリセットリストから対象のプリセットを削除します。

または、「最近使用したプリセット」の削除ボタンでも操作が可能です。
5. プリセットのエクスポート
サイドバーの「ブロックプリセット」パネルを開き、クスポートしたいプリセットを選択し、「プリセットをエクスポート」ボタンをクリックすると対象ブロックの設定内容を JSON フォーマットでローカル上にダウンロードします。

または、「最近使用したプリセット」の各プリセットリストからもエクスポートできます。
6. プリセットのインポート
別のサイトにて同じ設定内容を利用したいブロックがある場合、事前に対象ブロックのプリセットをエクスポートし、「ブロックプリセット」パネルからファイル選択ダイアログを開いてエクスポートファイルを読み込んで適用させることができます。

仕様・制限事項
- ブロックプリセットにて保存される対象にインナーブロックは含まれません。
- インナーブロックや複数のブロックで構成される複合コンテンツを再利用したい場合は、「再利用コンテンツ」機能を利用してください。
- プリセットはWordPressのデータベースに保存されます。ブラウザのローカルストレージにもバックアップが作成されます。
- エクスポートされるファイルは JSON フォーマットで出力され、別のサイトの「DigiPress Ex – Bocks」がインストールされている環境でインポートできます。
- 大量のプリセットがあると管理が複雑になるため、定期的に不要なプリセットを削除することをお勧めします。
- プリセット適用後は、通常のブロック編集機能で設定を変更できます。また、元のプリセットを再度適用することも可能です。
対象ブロック
このブロック共通オプションは以下のブロックにて利用可能です。
- WordPress標準ブロック
-
- 音声 (core/audio)
- ボタン (core/button, core/buttons)
- カラム (core/column, core/columns)
- コード (core/code)
- カバー (core/cover)
- 詳細 (core/details)
- 埋め込み (core/embed)
- ファイル (core/file)
- ギャラリー (core/gallery)
- 見出し (core/heading)
- カスタムHTML (core/html)
- 画像 (core/image)
- リスト (core/list)
- メディアとテキスト (core/media-text)
- 段落 (core/paragraph)
- 整形済みテキスト (core/preformatted)
- プルクオート (core/pullquote)
- 引用 (core/quote)
- ソーシャルリンク (core/social-links)
- 区切り (core/separator)
- スペーサー (core/spacer)
- テーブル (core/table)
- 動画 (core/video)
- カスタムブロック
-
- アコーディオン
- 高度な見出し
- ブログカード
- ボタン
- 注釈ボックス
- チャート
- 切り抜きテキスト
- カラーボックス
- カラム
- カウントダウン
- データテーブル
- 定義リスト
- アイコン
- 画像比較
- メディア
- メディアカバー
- ラベル
- アイコンリスト
- ロゴスライダー
- マップ
- メニューテーブル
- カウントアップ
- オーバーラップ画像
- 円グラフ
- 投稿
- プロセスステップ
- プログレスバー
- 円形プログレスバー
- シェイプセパレータ
- ショーケース
- 吹き出し
- お客様の声
- テキスト
- フェードインテキスト
- 縁取りテキスト
- テキストアニメーション
- スリットインテキスト
- タイピングアニメーション
- タイムライン
今後追加される新規ブロックについても随時対象となります。
無料版での制限
無料版の場合、上記対象ブロックのうち、WordPress 標準ブロックの「見出し」ブロックと「段落」ブロックのみが対象となります。