ここで紹介する機能を利用するには、DigiPress 専用プラグイン「DigiPress Ex – Blocks Free」または「DigiPress Ex – Blocks」が必要です。
なお、「DigiPress Ex – Blocks Free」の場合は一部機能制限があります。
「DigiPress Ex – Blocks / Blocks Free」プラグインを利用することで、WordPress のブロックエディターにプラグインオリジナルの「メディア」ブロックが追加されます。
このブロックでは、WordPress標準の画像ブロックと類似した使い慣れたインターフェースで、メディアライブラリの画像を表示するだけでなく、画像に様々なビジュアルエフェクトを施すなどの独自のオプションが利用できるようになります。
また、画像以外にもメディアライブラリにアップロードした動画も同様に扱うことができます。
その他のエディター機能については以下をご覧ください。
ブロックコンテンツ表示サンプル
加工なし(初期状態)
グラデーション+ストライプ
フィルター(ぼかし)+エッジシェイプ
枠線+角丸+シャドウ
加工なし(初期状態)
グラデーション+ストライプ
フィルター(ぼかし)+エッジシェイプ
枠線+角丸+シャドウ
ブロックの追加
「メディア」ブロックは、ブロック追加ボタンで一覧を開き、検索フォームに「メディア」や「digipress」( “digi” のみでも可)などと入力して検索し、追加します。
ブロックのカスタマイズ
一部のオプションは無料版では利用できません。
画像の表示サイズを変更する
画像の表示位置を変更する
メディアにフィルター加工を施す
画像をリンクにする
メディアにカラーレイヤーを重ねる
メディアに枠線、角丸を表示する
メディアに影を表示する
ブロックの上下を切り抜いて表示する
動画が対象の場合
ブロック共通オプション
間隔調整
一部のコアブロックおよび「DigiPress Ex – Blocks」のオリジナルブロックに対して組み込まれるブロック共通オプションの一つである「間隔調整」オプションでは、このブロックの前後(上下)、左右に設けるマージン(外余白)、およびパディング(内余白)のサイズを調整できます。
スクロールフェードイン
ブロック共通オプションの一つである「スクロールフェードイン」オプションを使用すると、スクロールしてブロックが可視エリアに到達した時点で、指定したアニメーション方向や時間に従ってフェードインで表示させることができます。
設定したアニメーションは、「プレビュー」ボタンをクリックしてエディター上で事前にチェックが行なえます。
無料版ではブロックによって本オプションは無効の場合があります。
「スクロールフェードイン」オプションの概要は、以下の動画をご覧ください。
その他Tips
ブロックコンテンツを本文以外(ウィジェットエリア)で表示する方法
DigiPressのオリジナルブロックを含め、WordPressのブロックエディターによるコンテンツを記事本文以外のウィジェットエリアに表示するには、「DigiPress Ex – Blocks」プラグインの「再利用コンテンツ」機能を利用することで実現できます。
詳しくは以下をご覧ください。
注意事項・仕様
無料版での機能制限
無料版(DigiPress Ex – Blocks Free)では、以下のカスタマイズオプションの利用が制限されています。
- 共通オプション「ブロック背景」
- 共通オプション「ブロック境界シェイプ」
- 共通オプション「ボックスシャドウ」
- 共通オプション「スクロールフェードイン」
- 「このブロックには、想定されていないか無効なコンテンツが含まれています」と表示された場合
本プラグインのアップデート後、エディター上のブロックで「このブロックには、想定されていないか無効なコンテンツが含まれています。」と表示された場合、旧バージョンから仕様が変更された可能性があります。
この場合は、HTML やクラシックブロックに変換せずに、必ず「ブロックのリカバリーを試行」を選択してアップデート後のバージョン仕様として更新してください。
「ブロックのリカバリーを試行」を実行しない限り、既存のブロックは従来のバージョンの状態のままで表示されます。
- WordPress 5.9〜 にてブロックエディターの動作が重たい(しばらくフリーズする)場合
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WordPress 5.9 にアップデート後、「DigiPress Ex – Blocks/Blocks Free」を利用すると段落や見出しブロックなどを追加したり、ブロックの選択時にアクティブな状態になるまでしばらくフリーズする現象が確認されています。
段落や見出しブロックは、多くの「スタイル」(装飾)が用意されていますが、WordPress 5.9 でのブロックエディターでは、ブロック追加や選択時に全スタイルのプレビュー処理(レンダリング)がその都度行われ、恐らくこの処理の待ち時間が長いことが原因と思われます。
この場合は、将来のブロックエディター(ベータ版)を試せる「Gutenberg」プラグインに置き換えると、「スタイル」はテキストの項目のみとなり、スタイルごとにカーソルを合わせた際に、はじめて対象スタイルのプレビュー(レンダリング)を行う仕様のため、WordPress 5.9 のブロックエディターに比べてはるかにレスポンスが早くストレスなく編集作業ができます。
WordPress のエディターがこのスタイルプレビューの仕様にアップデートされるまでは、「Gutenberg」プラグインに置き換えてご利用ください。