![[オリジナル]高度な見出しブロックの機能](https://digipress.info/_wp/wp-content/uploads/2023/01/advanced-heading-block.png)
ここで紹介する機能を利用するには、DigiPress 専用プラグイン「DigiPress Ex – Blocks Free」または「DigiPress Ex – Blocks」が必要です。
なお、「DigiPress Ex – Blocks Free」の場合は一部機能制限があります。
「DigiPress Ex – Blocks / Blocks Free」プラグインを利用することで、WordPress のブロックエディターにプラグインオリジナルの「高度な見出し」ブロックが追加されます。
このブロックでは、見出しタイトル(h1〜h6, p, div)の周囲に任意のテキストと装飾ライン(ボーダー)を指定した順序で表示することができます。
その他のエディター機能については以下をご覧ください。
ブロックコンテンツ表示サンプル
メインタイトル
タイトル下のテキスト以下はWordPress標準の「カバーブロック」上に「高度な見出し」ブロックと、その下に「ボタン」ブロックを表示した場合のサンプルです。
以下は「DigiPress Ex – Blocks」が特定のブロックに対してサポートする共通オプションのうち、ブロック背景オプションを有効にして「高度な見出し」ブロックのみで背景を表示させた場合のサンプルです。
DELI HALL
Dining BarDELI HALL
Dining Barブロックの追加
「高度な見出し」ブロックは、ブロック追加ボタンで一覧を開き「DigiPressブロック」グループから追加します。

ブロックを追加すると、エディター上で以下の初期状態のコンテンツが表示されます。

編集中のエディターでは、以下のように実際のブロックコンテンツの表示と同じ状態でカスタマイズができます。

ブロックオプション(右側サイドバー)
全般設定
右側の設定サイドバーにある「全般設定」では、見出しとその前後のテキストとの距離を調整するオプションがあります。

タイトル上のテキスト
右側の設定サイドバーにある「タイトル上のテキスト」では、見出しの上に表示される任意のテキストの表示有無と、フォントサイズ、文字色、その他タイポグラフィに関する設定を行います。

メインタイトル
右側の設定サイドバーにある「メインタイトル」では、見出しタイトルを括る HTML タグ(h1〜h6, p, div)の指定、フォントサイズ、文字色、その他タイポグラフィ関連、縦書き・横書き設定、タイトル先頭に表示するアイコンの指定などが行なえます。


アイコンの表示はサブスクリプション版にて利用可能になります。
タイトル下のテキスト
右側の設定サイドバーにある「タイトル下のテキスト」では、見出しの上に表示される任意のテキストの表示有無と、フォントサイズ、文字色、その他タイポグラフィに関する設定を行います。
さらに、タイトル下のテキストでは「絶対位置で表示」オプションがあり、有効にすると見出しタイトルに対する透かし要素としてテキストを表示させることができます。

「絶対位置で表示」オプションはサブスクリプション版にて利用可能になります。
アクセントライン
右側の設定サイドバーにある「アクセントライン」では、見出しタイトルを装飾するデザイン要素としてのボーダーの表示有無、表示する場合の表示位置、ボーダーのスタイルやカラー、サイズ(幅、高さ)、角丸度合い、回転率を調整できます。

アクセントラインの表示位置は、無料版では「メインタイトルと下部テキストの間」固定になります。
アクセントラインカラーのグラデーション指定はサブスクリプション版にて利用可能になります。
スクロールアニメーション
右側の設定サイドバーにある「スクロールアニメーション」では、ページの垂直スクロールによって対象ブロックの表示位置まで移動された際に、アニメーションでフェードイン表示する場合、そのアニメーションパターンや各種アニメーション時間などをカスタマイズします。

設定したアニメーションは、「プレビュー」ボタンをクリックしてエディター上で事前にチェックが行なえます。
このオプションはサブスクリプション版にて利用可能になります。
間隔調整(インラインスタイル、プリセットclass)
「間隔調整」では、このブロックの前後(上下)に設けるマージン(余白)を設定できます。

間隔調整は、ブロックコンテンツのラッパー要素の style 属性に直接 CSS を挿入する「インラインスタイル」か、テーマのプリセット装飾 class を挿入することで余白を調整する「プリセット class」のいずれかの方法を選べます。
その他Tips
ブロックコンテンツを本文以外(ウィジェットエリア)で表示する方法
DigiPressのオリジナルブロックを含め、WordPressのブロックエディターによるコンテンツを記事本文以外のウィジェットエリアに表示するには、「DigiPress Ex – Blocks」プラグインの「再利用コンテンツ」機能を利用することで実現できます。
詳しくは以下をご覧ください。
注意事項・仕様
無料版での機能制限
無料版(DigiPress Ex – Blocks Free)では、以下のカスタマイズオプションの利用が制限されています。
- メインタイトルのアイコンおよび回転率
- タイトル下のテキストの絶対位置指定および垂直方向の位置修正
- アクセントラインの表示位置指定(“メインタイトルと下部テキストの間” 固定)
- アクセントラインカラーのグラデーション指定
- スクロールアニメーション
- 「このブロックには、想定されていないか無効なコンテンツが含まれています」と表示された場合
ブロックのリカバリーを試行(復元)を実行 本プラグインのアップデート後、エディター上のブロックで「このブロックには、想定されていないか無効なコンテンツが含まれています。」と表示された場合、旧バージョンから仕様が変更された可能性があります。
この場合は、HTML やクラシックブロックに変換せずに、必ず「ブロックのリカバリーを試行」を選択してアップデート後のバージョン仕様として更新してください。
「ブロックのリカバリーを試行」を実行しない限り、既存のブロックは従来のバージョンの状態のままで表示されます。
- WordPress 5.9〜 にてブロックエディターの動作が重たい(しばらくフリーズする)場合
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WordPress 5.9 にアップデート後、「DigiPress Ex – Blocks/Blocks Free」を利用すると段落や見出しブロックなどを追加したり、ブロックの選択時にアクティブな状態になるまでしばらくフリーズする現象が確認されています。
段落や見出しブロックは、多くの「スタイル」(装飾)が用意されていますが、WordPress 5.9 でのブロックエディターでは、ブロック追加や選択時に全スタイルのプレビュー処理(レンダリング)がその都度行われ、恐らくこの処理の待ち時間が長いことが原因と思われます。
この場合は、将来のブロックエディター(ベータ版)を試せる「Gutenberg」プラグインに置き換えると、「スタイル」はテキストの項目のみとなり、スタイルごとにカーソルを合わせた際に、はじめて対象スタイルのプレビュー(レンダリング)を行う仕様のため、WordPress 5.9 のブロックエディターに比べてはるかにレスポンスが早くストレスなく編集作業ができます。
WordPress のエディターがこのスタイルプレビューの仕様にアップデートされるまでは、「Gutenberg」プラグインに置き換えてご利用ください。